クーラーボックスはキャンプで必要な道具の1つです。クーラーボックスにも、布系の材質で作られたソフトタイプと樹脂系の素材で作られたハードタイプがありますね。ソフトタイプは軽量で折りたためるので保管しやすいですが保温力は下がります。また、布系素材なのでお手入れがしにくいのが難点。一方、ハードタイプは重たい上に嵩張りますが保温力は高いです。また、単純な箱なのでお手入れは簡単です。さらに耐久性もあります。
キャンプをはじめとするアウトドアではどちらを選んだほうが良いのか?用途別に解説していきたいと思います。
デイキャンプ、BBQ、ピクニックなど1日だけの山系アウトドア
まず、泊まりが発生しないアウトドアでは基本的にソフトクーラーで十分対応できます。ただし、猛暑日など炎天下での使用ではお薦めできません。そのような環境でもソフトクーラーしか無い場合は必ず日陰に入れるようにしましょうね。
1日のみの使用でも、気温の高い環境下で使う場合はなるべくハードタイプのクーラーボックスを使用しましょう。
1泊2日のキャンプ
1泊2日のキャンプもやろうと思えばソフトクーラーで対応できます。私もキャンプに行き始めた頃はコールマンのソフトクーラーを使っていました。ただし、やはり猛暑日の場合は注意が必要です。特にキャンプだと食材を翌日まで保管することにもなります。1泊2日の場合は微妙なところですが、キャンプ場の場所や時間をしっかりと見極める必要があるでしょう。
2泊3日のキャンプ
2泊以上のキャンプではハードタイプを選びましょうね。ソフトタイプでは保温持続性の面で対応しきれません。とくに、日数が伸びれば伸びるほど開ける回数が増えます。この開ける回数はクーラーボックスの保温性の面で重要です。一度開けると一気に外気温が侵入しますのでその度にダメージを受けるのです。冬場の露天風呂付きの温泉を想像してみてください。ドアの近くで他の誰かが露天風呂のドアを開けた時、『寒っ』ってなりますよね。その度に早く閉めろよって。クーラーボックスの場合は温と冷が逆になりますが、中に入っている食材も同じ事が起こっているのです。
保冷剤も重要
ソフトタイプにしろハードタイプにしろ、保冷剤の性能はやはり重要です。洋菓子屋さんでもらえるような使い回しの保冷剤ではなく、専用の保冷剤を用意しましょう。また、クーラーボックスのサイズによっては複数個必要になるケースもあります。大体30L入るクーラーボックスであれば専用の保冷剤を3個は用意した方がベター。開いた隙間には使い回しの保冷剤を埋めてさらに保冷力をカバーしてみてください。
まとめ
キャンプを始めとするアウトドアでは、日数や環境に応じて最適なクーラーボックスを選びましょう。重要なポイントは使っていてストレスを感じるか感じないか。例えば1泊のキャンプはソフトタイプでもいけますが、気温が高い場合、保冷力がキープできているか不安ですよね。それはストレスになります。そんな時は、少しコストが嵩んでもハードタイプを選ぶべきだということです。
せっかくアウトドアを楽しむなら必要のないストレスは極力減らして、冷たいビールを楽しみましょう!
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