来たる9月某日、今年も富士山の登山を予定しています。昨年は単独弾丸でトライして大変な目に合いました。今年は友人も富士山にチャレンジしたいということで、始めてソロ以外での登山。その友人は登山経験ゼロで、体力面に関しても今年の4月から始めた週2回のランニングのみ。幅広い年齢がチャレンジする富士登山ですが登頂を目指そうとすると決して楽なものではないので少し心配な面もあります。ということで無理のないプランで計画を立てていきたいと思います。私も登山に関しては初心者レベルではありますが、富士山での登山は過去に2回経験ありです。

さて、今回のプランは「吉田ルートで行く小屋泊1泊2日御来光ツアー」でいきたいと思います。普通に一般的な登山者が選ぶプランです。もちろん御来光目的ではこの1泊2日のスケジュール以外推奨されていません。ただし、自分の場合は決め事として必ず剣ヶ峰（本当に一番高いところ）まで行くことにしています。小屋泊する分、友人には当日剣ヶ峰まで頑張ってもらいましょう。

ということで、ウェア、装備、登山スケジュールをそれぞれリストアップしながらチェックしていきたいと思います。

富士山の登山準備リスト

ウェア

まずはウェアからリストアップ。今回は小屋泊なので仰々しい装備は不要。でも必要最低限の登山装備と雨対策、防寒対策はしっかり行います。ここでは頭から足元まですべてをウェアとして位置付けリストにしています。

基本ウェアの位置づけは5合目から登る際に着用しているウェア。寒さや環境に応じて防寒・雨対策のウェアを着たり脱いだりして調整します。ウェアの考え方として厚手のウェアを1着もっていくのではなく、薄手のウェアを数枚もっていって体温調節をします。

基本ウェア

• 帽子
• サングラス
• Tシャツ or 半袖シャツ
• ロングTシャツ
• ショートパンツ
• タイツ
• 厚手ソックス
• トレッキングシューズ

※シャツ類は重ね着を想定。ロングTシャツは長袖シャツに置き換えてもOK。基本的に透湿速乾性のあるものが良い。ヒートテックNG。

※ショートパンツはトレッキングパンツに置き換えてもOK。

※タイツは圧着し過ぎない物のほうが良い。ヒートテックNG。

防寒・雨対策

• ニット帽
• ネックウォーマー
• 薄手フリースジャケット or 薄手ウールジャケット
• サーマルシェル or 薄手ダウンジャケット
• トレッキングパンツ
• レインウェア（上下）
• レイングローブ
• 防寒用グローブ

※ジャケット類はアウトドア用のものが無ければユニクロでもOK。御来光待ち用ならウルトラライトダウンとかを持っていってもいいです。上記はあくまでも一例なので代用品でもいいです。ウィンドブレーカーとか。ダウンは雨に濡れると乾かないので注意。

予備

ロングTシャツ

厚手ソックス

装備品

次に装備品を見ていきましょう。

• ザック
• ザックカバー
• スタッフバッグ
• スパッツ・ゲイター
• トレッキングポール
• ハイドレーション
• ヘッドライト
• ファーストエイド
• カイロ
• エマージェンシーシート
• タオル
• 行動食
• 日焼け止め
• 歯磨きシート
• エコティッシュ
• ウェットティッシュ・ボディシート
• ゴミ袋
• 小銭
• スマートフォン
• 充電器
• 充電ケーブル
• 耳栓・アイマスク
• 保険証コピー

登山スケジュール

それでは次に登山スケジュールを決めていきます。今回は本八合目の小屋に宿泊する計画です。以下のスケジュールは吉田ルートの目安時間に沿ったものになっています。初心者に優しいプランですね。このスケジュールはあくまでも例です。参考にしていただける場合は同行者の人数や体力なども考慮しアレンジしてください。

1日目

11:00 スバルライン五合目

11:45 六合目安全指導センター 着

—高度順応—

12:00 六合目安全指導センター 発

13:10 七合目 着

—高度順応—

13:25 七合目 発

14:40 八合目 着

16:00 本八合目 山小屋 着

2日目

2:20 本八合目 山小屋 発

4:00 久須志神社

4:45 剣ヶ峰 着

—御来光—

5:40 剣ヶ峰 発

6:20 久須志神社 着

—休憩—

7:00 久須志神社 発

7:30 本八合目 富士山ホテル

9:00 七合目公衆トイレ 着

9:05 七合目公衆トイレ 発

9:30 六合目

10:00 五合目

以上、「吉田ルートで行く小屋泊一泊2日御来光ツアー」の富士登山スケジュールでした。初心者向けのスケジュールなので、初めて吉田ルートで登山するという方は是非参考にしてみてくださいね！