ファミリー向け高規格！榛名湖オートキャンプ場

高規格なキャンプ場を探すのは意外と苦労しますよね。私は基本ワイルドなキャンプ場が好みなのですが、ある程度設備が整っているキャンプ場でないと家族がついて来てくれないので、ここ数年はもっぱら高規格キャンプ場を探しています。

関東圏で高規格キャンプ場はいくつかありますが、ここ榛名湖オートキャンプ場もその一つ。群馬県の榛名山付近にあり東京方面からもアクセスしやすいです。高規格な割にお値段もリーズナブル。キャンプ場探しで苦労されている方はこちらの榛名湖オートキャンプ場も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ロケーション
自然環境
設備
小さい子供がいるファミリーにお薦めの榛名湖オートキャンプ場

ロケーション

東京方面からは関越自動車道でアクセスできます。最寄りのインターは渋川伊香保ICですが前橋ICで降りても行けますね。渋川伊香保周辺は言わずと知れた温泉地帯。このIC付近は混雑するので休日に行く場合は前橋ICで降りた方が良いかもしれません。カーナビの渋滞情報等を参考にしながら向かいましょう。

キャンプ場は榛名湖のそばにありますが、真横というわけではなく車で5分くらいのところに立地しています。伊香保温泉街を通る県道33号線から榛名湖方面に続く脇道に入っていきますとキャンプ場への入口があります。車通りもほとんどないのでかなり静かな場所に立地しています。

自然環境

山にあるキャンプ場ではありますが木に囲まれている林間部というよりは、密度が低い落葉広葉樹が広がるエリアという印象です。標高は比較的高めで、真夏の時期7月、8月以外は朝晩かなり冷え込みます。私は5月に行きましたが防寒対策が足りずかなり寒い思いをしました。

春や秋でも夏に近い時期であれば日中は比較的気温が上がってきます。ただし、日中天気が良いと夜は冷え込む傾向にあるようです。5月の体感で朝晩5℃くらいだった印象です。

設備

センターハウス

キャンプ場につくとまずセンターハウスがあります。その横に車の往来を一時停止をさせるバーがあり、受付時に開閉されるためのカードを渡されます。必ず1回ずつ止まらなければならず場内の事故防止に役立っていると思われます。

センターハウスではキャンプに必要な色々な物が販売されていました。日曜雑貨を始めレトルト食品、燃料などの他、驚いたのは赤ちゃん用の紙おむつまで販売されていたことです。お客さんも使えるトイレが設置されているのとシャワー室、ランドリーもありました。ランドリーがあるのは有難いっすね！

サイト

サイトは区画サイト、フリーサイトがあります。今回はフリーサイトを利用しました。多分フリーサイトも予約一杯だったと思いますが比較的余裕をもってテントとタープを設置することができました。フリーサイトでもぎちぎちに予約を入れないところが好印象です。車はフリーサイトの周辺に縦列駐車です。車のすぐ近くにテントを張ることができれば不便さを感じません。

区画サイトはしっかりと区切られていました。お隣さんとは距離が近いですがタープ等をうまく張ってプライベートを確保すれば問題ないでしょう。

コテージもあるようですが今回はチェックできませんでした。トレーラーもあったようですが現在は老朽化のため廃止とのことでした。

水場

水場は円形に広く作られており蛇口もたくさん設置されています。キャンプ場では水場で洗い物待ちなんて良くある光景ですが、ここでは一切見ませんでした。そしてなんと言ってもお湯が無料で使えることです。寒い時間帯の洗い物やトイレの後の手洗い時にはかなり助かりました。

トイレ

トイレも綺麗に清掃されています。車いすやベビーカーごと入れるだれでもトイレも併設されています。もちろんおむつ替えスペースもありました。

遊び

遊び場は、ブランコが3台くらいあるのと広場があるくらいです。過度なアスレチックが無いのも良いですね。持参した遊び道具で遊んだり、それ以外は自然と戯れましょうということです。

広場での遊びに飽きてしまった場合や雨の時はセンターハウスに行ってみましょう。有料になりますが木のキーホルダーやフォトフレームのワークショップを体験できます。要予約です。

雰囲気

全体に静かなキャンプ場です。騒がしい学生グループや若者は見ませんでした。ファミリー以外だとバイク乗りの2組のおっさんと多分登山仲間だと思われる若者4人組くらいでした。基本的にファミリー層ばかりなので夜も消灯時間の22時になるとみんな灯りを消して就寝についていました。談笑はいけませんが灯りを抑えてひそひそ話しで夜の語らいを楽しむくらいなら問題ないと思われます。ただし周りの様子はしっかりと確認して状況に応じては完全消灯することをお薦めします。