トランス脂肪酸に注意！健康的な食事はやっぱり手造りが一番

日常的に運動していると、何かと甘いものを欲するようになります。私はパンやお菓子を間食として日中に食べたりしますが、先日とある記事を見てトランス脂肪酸が入った食品には気を付けようとおもいました。

その記事にはこんなことが書いてありました。(※英文からの直訳なので表現に不自然な部分があり、また翻訳が間違っているかもしれません。ご了承ください。)

WHO Wants to Remove Trans Fats from Food

目に見えず味もしない成分が普段の食べ物の中に入っているだろう。そして死に繋がるものであるかもしれない。それは人工的な油でトランス脂肪酸と呼ばれている。
WHOは5年以内に世界の食糧供給から国々がトランス脂肪酸国々除去する手助けをするための計画を発表した。

Resolve to Save Livesの代表であるDr.トムフライデン氏は次のように語っている。

「今までにあった、非感染性疾患を取り除くための除外プロブラムの中で、これは初めての事です。今回のケースではトランス脂肪酸が原因となっている心臓発作の危険因子です。これは前例の無い動きです。そして、世界中の政府やコミュニティが人工的なトランス脂肪酸をより健康的な油に置き換えることはとても重要なのです。」

トランス脂肪酸は、ドーナツやケーキ、唐揚げのような食品に含まれている。何か月も食料品コーナーに陳列されていながらも鮮度が保たれている加工食品には通常トランス脂肪酸が含まれている。

高所得国では、心疾患に繋がる原因でるトランス脂肪酸を禁止しているか、禁止しようとしている。AP通信によると、40ヵ国以上の高所得国が食品からトランス脂肪酸を除外しようと動いているという。

WHOは、低・中所得国の政府に対し同様の動きをとるよう促している。WHOの専門家によると、心血管疾患による死亡の4分の3は、低・中所得国で発生している。

心血管疾患は世界中の死因の第一位となっている。

引用元：WHO Wants to Remove Trans Fats from Food

トランス脂肪酸、聞いたことはあったけどあまり意識したことなかった。たしかマーガリンとかに含まれているんですよね。

記事の中ではドーナツ、ケーキ、唐揚げなどを例に出しています。

思い返してみるとスーパーマーケットのパンコーナーで、賞味期限が長～いドーナツを買ったことがあります。

あれはきっとがっつりトランス脂肪酸が含まれているなと思いました。ところで、日本では規制はどうなっているのでしょうか。

全米では2018年6月より、トランス脂肪酸の食品への添加を禁止しました。

WHOによるとトランス脂肪酸の1日の摂取量は1日の総消費エネルギーの1%未満に抑えるべきだと勧告しています。

アメリカではトランス脂肪酸を日常的に多く摂取する習慣があり、調査によるとアメリカ人1人当たりの1日の平均摂取量は5.6gで総エネルギーの2.2%だったようです。

日本おいては、過去の調査によると1日平均0.7gで0.3%と少な目。アメリカとは食文化が異なるために、健康に被害を及ぼす程ではなないとされています。

少し安心しましたが、トランス脂肪酸が体に悪いことは明らかであるとされているので、普段摂取する食べ物にはもっと気を使った方がよさそうです。

日本ではトランス脂肪酸の規制や表示義務はないももの多くの食品にトランス脂肪酸が含まれています。

分かりやすい例ではパンです。スーパーマーケットで売られているパンには食品用油脂であるショートニングが使われています。

ショートニングはラベル表示にもしっかりと記載されているのでチェックしてみてください。