2回のiPhone水没体験で学んだ症状と対処、修理の出し方

iPhoneが水没したときの経緯や症状と対処法 情報
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私が所有しているiPhoneが1ヶ月で2度も水没しました。この記事をご覧になっている方はおそらく、

  • これって水没の症状?
  • 水没したっぽいけどお金をかけずに復活させる方法はある?
  • 水没してしまったけど修理はどうしたらいいの?

という情報をお探しだと思います。

水没時の症状とその対処法をお伝えしていきます。また、iPhoneが復活できない場合に正規サービスプロバイダへ修理を出す手順も合わせてご覧いただけます。そんな皆様にとってきっと役立つ記事となることでしょう。

なぜなら、この2回の水没経験はネタではなくガチの水没経験だからです。

最近のiPhone7は防水という認識される傾向が強いですが、防水というより耐水と表現した方が適切なんです。少なくとも私は(ほば完全)防水だと思っていました。

私の水没体験は、1つ目はプールでの出来事、2つ目は富士登山での出来事です。

その実体験をもとに症状と水没後の対処法をこの記事でお伝えします。参考までに2018年の新型iPhoneは防沫・耐水・防塵性能のようです。(iPhoneXSはIP68、iPhoneXRはIP67、iPhone7はIP67)

この記事を読めば、水没しているかどうかの判断、できる限りの対処、修理へ出す手順の参考になります。また、水に浸かった時のNG行為も記載されいてます。

プールで水没

深さ1メール30センチほどのプールにドボン

私が始めてiPhoneを水没させたのはプールでの出来事でした。防水だと信じ何のカバーもせず、家族写真を撮るために流れるプールへ持っていきました。大体1メートル30センチほどの深さだと思います。そこへ落としてしまいました。しかし拾い上げた時に何も変化がなかったので気にせずその後の楽しい時間を過ごしていました。

iPhoneに起こった変化

そして、約1時間後iPhoneに変化が現れます。ふとiPhoneに目をやると画面が薄暗くなっていて縦に線が入っていました。そしてホームボタンが効かない。異変を感じながらも充電が足りないのかと思いそのまま放置。そしたら数分後に画面が消えてしまいました。やっぱり充電かと思い仕方なくそのままにしておきました。

水に漬かったiPhoneを充電

その施設には太陽光の無料の充電スポットがありましたので、私はそこで充電することにしました。するとまたしても異変が。iPhoneは充電が完全に無くなった場合、充電すると画面に充電マークが出るんですがそれが出てこない。さすがにこの時点で完全におかしいことに気づきました。そのまま充電しているとiPhoneが発熱してきました。とりあえず10分充電して電源ボタンを長押ししますがiPhoneは無反応。この時、完全に水没したと認識しました。

症状まとめ

  1. 画面が薄暗くなって縦線が入り、その後画面が消える
  2. 充電しても充電マークが表示されない
  3. バッテリーが熱くなる

水没が明らかな場合の対処

さて、ここでは水没が明らかな場合の対処をお伝えします。それは正規サービスプロバイダでの修理です。そこで注意したいのが必ず予約してから行った方が良いということ。私ははじめて正規サービスプロバイダへ持ち込んだ時、予約無しで行ったら下記のような悲惨な目に合いました。

正規サービスプロバイダで修理する

その後、一応自宅でもドライヤーで乾燥を試みてから充電を試しますが回復せず。修理に出すことにしました。ちなみにiPhoneはドライヤーで充電するのはNGらしいですよ。熱で基盤が破壊されるそうです。とにかく、翌日予約無しでAppleの正規サービスプロバイダに持っていくことにしました。

予約無しで正規サービスプロバイダーへ行くも・・・

予約無しなので待つこと3時間、ようやく自分の順番が回ってきてスタッフにみてもらいます。そして質問されたのが

「SIMトレーはもってますか?」

え?と思いながらもそう言えば、乾燥させていた時にSIMトレーを外していました。自宅にあることを伝えるとSIMトレーが無いと受け付けができないとのこと。あんな小さいプラスチック片で何がわかるというのか。実は、各iPhone固有のIMEI番号とやらがSIMトレーに印字されてるとのことでした。こうなると何を言ってもだめで泣く泣く退散。あきらめて一度自宅に戻り今度はAppleの正規サービスプロバイダを予約することにしました。

正規サービスプロバイダを電話予約

PCから予約を試みますが予約にはApple IDでログインしなければならず、その際、2ファクタ認証とやらで使っている端末に6桁のコードを送信したのでそれを入力しろとのこと。その端末が使えないんだよ。。仕方なくAppleのサポートに電話しました。(←これおススメです)Appleのスタッフはさすがと言った感じで、とても良い対応をしてくれました。状況を確認しすぐに空いている正規サービスプロバイダを探してくれました。希望する地域では空きがなく、少し遠方であれば翌日の午前中で予約できるとのこと。偶然にもその方面に出向く予定がありそこで予約を完了させました。

予約した正規サービスプロバイダでの対応はスムーズ

私が行ったのはビックカメラ大宮そごう店です。行ったらいち早くスタッフを捕まえて予約している旨を伝えます。予約していても受付順なのでここでもたつくとその分待たされます。10分ほどで順番が回ってきて自分のiPhoneを差し出します。とても丁寧な対応のスタッフさん。好印象です。裏手へ持っていって何かを調べて戻ってくると「完全に水没の判定が出てしまっているので交換対応になります。」とのこと。私はAppleCare+に加入していたので11,800円で本体交換をすることができました。

AppleCare+は、保証とサポートがiPhoneの購入日から2年間に延長されるサービスです。そして、画面破損は3,400円(税別)、その他の故障・破損は11,800円(税別)で修理などのサービスを2回まで受けることができます。端末購入時には入っておくことをお勧めします。

水没が明らかな場合の対処まとめ

  1. Appleのサポートに電話をして正規サービスプロバイダを予約
  2. 予約の日時に正規サービスプロバイダに持ち込み交換

もし、AppleCare+に未加入の場合、もしくは加入してから2年以上経過している場合は38,800円で交換となります。また、ここで気をつけて欲しいのは街の修理屋さん的な場所にできる限り持ち込まないこと。彼らは純正のパーツは使っていない場合もあるそうです。純正ではないパーツで修理することで結局その後iPhoneがダメになるケースもあるそうです。ちなみに私の奥さんもiPhone6sのカメラレンズを壊して、街の修理屋さんに直してもらったことがありますが2週間後にまた壊れてしまいました。カメラは使えないことはないですが曇りがかった状態で使用しています。

次のページでは2回目の水没体験を紹介します。水没してるかどうか少し曖昧な場合に参考になります。



コメント

  1. […] 皆さんはiPhoneが万が一故障・損傷した場合に備えたバックアップ対策を取っていますか?こちらの記事に書いた通り、私は1ヵ月で2度もiPhoneを水没させてしまいました。その結果、1度目の水没で1年分のデータを丸々失うことになりました。日頃から万が一に備えてバックアップ対策をしておくことが大切ですね。今すぐ実践するべきiPhoneデータのバックアップについて書いていきたいと思います。 […]