超低コストでビア缶チキンを作ってみた結果

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ビア缶チキンはもはやキャンプの定番料理ですね。美味しくてインスタ映えもするビア缶チキンは盛り上がること間違いなしです。私も以前からトライしたいと思っていたのですが、家族だけのキャンプで中々その機会に恵まれず今日まで過ごしてきました。しかし、いよいよ自分にもビア缶チキンを作る時がやってきたのです。今回そのワイルドな定番料理を作って参りました。

ところで、ビア缶チキンに使う道具は何が必要でしょうか?ネットで情報を見ると、ビア缶チキンスタンド、燻製くんやアルミバケツ、爪楊枝、フォークなどこれらの道具を使用して作っている記事が多い印象です。しかし、自分はなるべく低予算で作るという課題があったのでビア缶チキンスタンド以外は自己流で作りました。それではその内容を公開していきたいと思います!

今回使用した道具と食材

まずは、使用した道具を紹介します

ビア缶チキン専用スタンド

これは代用案が思いつかなかったので買ってしまいました。ビア缶チキンは今や定番化しており、専用のスタンドが売っているほど。しかも値段も大したことないので、まぁ良しとしましょう。

焚火台

ビア缶チキンを作るための台は、ユニフレームの焚火台を使用しました。最近のキャンプ場は直火NGがほとんどなので、大体のキャンパーは焚火台をお持ちかと思います。

カバー

蒸し焼きにする用のカバーは段ボールで代用しました。他のサイトの情報では燻製君やアルミバケツをかぶせているケースが多いようですが、自分は厚手の段ボールで代用しました。

アルミホイル

カバーとなる段ボールの内側に張る用のアルミホイルです。張るといってもテープや接着材を使うわけではありません。内側を無理やり覆う感じでしょうか。

道具は以上になります。穴を開ける用のフォークは使ってません。また、ネックの部分を閉じるための爪楊枝も未使用で作りました。

次に、食材を紹介します

丸鶏

これが無くては始まりません。でも意外と近所のスーパーでは売ってなかったりします。私はOKというスーパーで購入しました。OKでは、精肉コーナーに国産の冷凍されていない丸鶏が売っていることを知っていたので、前日買いにいきましたが売り切れ。しかたなく冷凍のブラジル産にしました。お値段は税抜きで約500円ほどです。安っ!サイズは1.2KGと小ぶりですが安く入手できたのでOKです。しかし、この小ぶりサイズが後々少し問題に。。

調味料

調味料は塩とにんにくチューブのみです。今回ちびっこもいたのでコショーは使用しませんでした。

ビール

ビールはアサヒスーパードライを選択。どの銘柄でも大した差は生まれないでしょう。

こんな感じで作りました!

より詳しくて美味しい作り方は別サイトでご覧ください。ここでは自己流で作った雰囲気だけをさらっとお伝えします。

冷凍丸鶏の解凍

まずは、丸鶏を解凍します。前日に購入した冷凍丸鶏は冷蔵庫に入れておいたのですが全然解凍されておらず当日も一応クーラーボックスに入れてキャンプ場へいきました。しかしまだ解凍されていなかったので作る3時間前に外へだしておきましたが、表面のみ解凍されていて内部が解凍できていませんでしたね。冷凍の場合は当日の気温を見ながらもう少し早く解凍しておくとよいでしょう。

丸鶏の下準備

鶏に塩とにんにくチューブを塗っていきます。多めにぬりぬりしていきます。他サイトにもある通り、フォークで穴を開けてから塗ると良いと思いますが、今回は時間がなかったこともありフォーク穴無しで塗っていきました。焼き上げるときに油が滴り落ちるので、多めに塗っていきます。塗ったら少し置いてなじませます。また、首もとを爪楊枝で閉めると良いそうですが、これも凍っていてできなかったので無しで進めました。

グリルの準備

ユニフレームのファイヤーグリルで炭を準備していきます。薪で火を起こしてから、あらかじめ購入していた炭を投入し火を移していきます。ここで使う炭はなるべく質の良いものを選ぶと良いでしょう。この炭で焼き上げていくので味に影響しますよ!

それから、丸鶏を覆うカバーの準備をします。今回はなんと段ボールで代用しました。私が使用したのは赤ちゃん本舗のおしりふきの段ボールです。これが厚みがあってサイズもちょうど良い、ビア缶チキン専用に設計されているのでは?と思ってしまいました。段ボールの内側をアルミ泊を覆っていきます。全体をびっしり覆う必要は無くて、ある程度アバウトにカバーできれば良いと思います。グリルの下側に来る端だけは、炭の火が移る可能性があるので1周ぐるっと覆うようにしましょう。

焼き上げ

さて、ここまできたらいよいよチキンを焼いていきます。購入していたアサヒスーパードライを半分まで飲んでからチキンのお尻に入れていきます。しかし、ここで問題発生。 お尻の穴が小さくてビア缶が奥まで入らない(笑)無理やり詰めてビールの缶が歪んでしまったので、仕方なく先端部分だけにとどめておきました。 丸鶏のサイズは小さすぎるとダメなんですねー。とりあえず先端だけでも入ったので良かった。あとビア缶チキン専用スタンドがあったのが良かったですね。

焚火台側は、火を移した炭だけにしておきます。中央を空けてビア缶チキンを置いたら、ビア缶チキンの周りに炭を並べます。炭が広がり過ぎると段ボールのカバーと干渉しちゃうのでうまいこと調整してください。

あとはカバーを被せて焼き上がりを待つだけです。ちなみにカバーは天井部分は閉じてある状態です。(完全に閉じられてなくても大丈夫です。)焼き上げの間、時々内部の様子を空けて見たりしましたが、段ボールのカバーでも十分熱内部に熱を滞留させることができていました。アルミ泊で覆っていたのも反射熱効果がありそうです。

ビア缶チキンの出来上がり

約1時間半で焼き上がりました!焼き上げの時間はサイズや火力で調整が必要と思われます。1.2キログラムのサイズは1時間半で問題なく中まで火が通っていました。炭が足元にあるので下側の方が焼き色が濃いですね。

感想

今回作ったビア缶チキンのお味はGOOD!パサパサ感もなく良く焼き上がっていました。今回ビア缶チキンを作ってみて、反省点を上げるとしたら次の2点です。

  • チキンのサイズに注意
  • フォーク穴は空ける

チキンのサイズは1.2キロだと小さすぎますね。次回はもう少し大きいサイズで試してみたいと思います。また、フォーク穴は空けておいた方が内部までしっかりと塩味が染みてより美味しくいただけると思います。

今回トータルでかかったコストは1600円~1700円といったところでしょうか。スタンドが1000円くらいしてしまったので、1000円オーバーしてしまいましたが、食材費だけでいうと500円のチキン代とビール、味付け用の調味料のみですね。実質700円くらいです。それでも十分美味しい料理ができました!使用する鶏は激安品でも問題ないということです。また、カバーを段ボールで代用するというアイデアも中々使えますよ。ぜひ皆さんもお試しあれ!

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