先日、9月8日に開催された山道最速王決定戦に参加してきました。当日は雨が降ったり止んだりで変な天候でしたが、大会そのものは楽しむことができました。13.6キロメートルを走り続けるこの大会に参加してみて、自分自身に感じた課題や他のランナーさんの様子、大会に参加した感想などをこのブログに書いていきたいと思います。
大会の雰囲気
大会のメイン会場は、スタート地点となる小田原料金所からほど近い早川小学校です。最寄り駅の箱根板橋駅から5分ほどで到着します。会場は物販・飲食ブースは無く、運営側のテントのみ。スタッフさんの人数は充実していて、ランナーへの案内や誘導もこまめに行われているようでした。
大会を盛り上げようという感じは伝わってきましたが、やっぱ物販や飲食ブースがあった方が大会が華やかになりますよね。地元の方々ももっと巻き込んで開催するともっと盛り上がるんじゃないかと思いました。それに参加しているランナーさんも地元や小田原周辺の人が結構いたようです。知り合いと一緒に参加している方が多かった印象。こうしたランナーさん達のお知り合いがもっと応援に駆けつけてくれれば賑わいもさらに増すことでしょう。そして私のような、ぼっちランナーもより楽しめると思います。
コースは本当に上りばっか、しかもカーブ多し
山道最速王決定戦は、箱根ターンパイクという有料道路を一時的に通行止めにして行われるレースです。小田原料金所からスタートしてひたすら登り続け、アネスト岩田スカイラウンジという休憩所まで一気に駆け上がります。山道ということもありビューポイントがあります。天候が良ければ素敵な景色や富士山が見えることでしょう。残念ながら今大会では雲が多く、富士山のビュースポットでも全くその姿を捉えることはできませんでした。
スタート前は、スタート地点とは反対側の道路でアップできます。アップしているランナーさんは少なかったですね。皆さん余裕のようです(^^;)私はいきなり坂道を走るのは辛いのでジョグで少し心拍数を上げつつスタート時間を待ちました。
ゲストは毎回有名な方をお招きしているようですね。今回は永井大さんと渋井陽子さんでした。スタート前はトークで笑いもあり、和やかな雰囲気です。
そしていざスタートするといきなり急な登り坂からとなります。7パーセントの傾斜ではなく10パーセントの傾斜です。これ、結構きついので山慣れしている変態ランナーさん達につられてスピードを出し過ぎないように要注意です。あくまで自分のペースで。
途中、給水ポイントが約2キロ感覚で計5ヵ所設定されていました。給食はありません。距離を考えると2キロごとの給水で十分ですね。ドリンクは水かスポーツドリンクのみ。私が走っていたあたりでは、給水ポイントで渋滞していることはなくすべてのランナーさんに十分ドリンクがいきわたっているようでした。
大会のキャッチコピーの中に平均傾斜7%とありますが、これを鵜呑みにしてはいけないです。計測したわけではないので正確ではありませんが、傾斜10%~12%をひたすら登り続けるような感覚だと思っておいた方がよいです。もちろん途中で緩やかな登りになったりしますが、そんなものは一瞬です。そしてカーブが多いのも山道ならでは。道が右や左に傾いている場所を走るのでかなりバランスがとりずらいです。それでもたまにこんなビューポイントから良い景色が見れますよ!
アネスト岩田スカイラウンジに到着したら参加賞のタオルと水を受け取ってシャトルバスでスタート地点へ戻っていきます。ゴール地点では、もう少し人がいて盛り上がっているかと思いきや特にブースが出ているわけでもなく、着いて早々シャトルバスに乗ってスタート地点へ戻る感じでした。スカイラウンジ内は薄暗い感じで、中に常設されている飲食店も大会で盛り上がっている雰囲気は全くありませんでした。もう少し歓迎してくれるとありがたいですね(笑)
事前のコンディション調整は必須です
今大会は、まぁまぁのBADコンディションで臨むことになりました。というのも、大会の一週間前の土日で富士登山、その翌週にボルダリングに行ったりとかなり筋疲労が残った状態で当日を迎えることに。。富士登山で足の筋肉を使いまくって、ボルダリングでさらに上半身を酷使。全身の筋肉がデロンデロンの状態で走ってきました。これだけの距離を登り続けるというのに、このような状態で臨んでしまったことに後悔。スタートから足が思うように動かず、足を前に出すのに苦労しました。もちろん、どの様なレースもそうですが、コンディションはしっかりと整えてから望むべきですね。特にこの登りっぱなしのレースに関してはベストコンディションで臨んだ方が山道を楽しめます!
ということで、山道最速王決定戦2018は個人的には満足できる大会でした。来年も参加を検討したいと思います!
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